筆者は40代前半で退職し、昨年からFIRE後の生活を送っています。
主な収入源は資産運用、特に国内個別株の配当収入となります。
そのため、高配当銘柄(利回り4%超が望ましい)で割の良さそうなものに投資しています。
FIRE前についても、同様な基準で資産運用を継続してきました。
一時は、テンバガー狙いで所謂ボロ株にも手を出し、その株価に一喜一憂、結果大きな損失を出すといったこともありました。
ギャンブルに近い感覚・・・
結果をみると、やはり堅実に業績を積み重ねている優良企業への継続投資が良い成績を収めています。
さて、改めまして筆者のFIRE決断理由ですが、以下のとおりです。
・上記運用により一定の資産形成ができたこと
・年金支給予定(20年程)を配当収入メインで資産取り崩しなく生活できる見通しが立ったこと
こういったことから、退職に踏み切った訳であり、現在もなんとかFIRE生活を維持しています。
今後も想定外に大きな問題が発生しない限りは、当面FIRE後の生活を維持できる計画です。
FIRE後の生活には資産運用が前提となりますが、資産運用を上手く行うのは大変難しい。
運用を行う以上はリスクを孕んでおり、それを受け入れたうえで、選択をしていくこととなりますが、経験上たまたま筆者が上手くいった条件を紹介したいと思います。
前述のとおりですが、ギャンブル的に大きくまた短期的な勝ちを狙うよりも堅実性を重視した方が有効でした。
そのような投資では、逆に損失を重ねてしまうことが多かったです。
上手くいった銘柄選定条件
・高配当(利回り4%程度以上)
・低PER・PBR
・自己資本比率が高い
・直近の業績が悪くない
・含み益がある程度出てきたら利益確定のうえ好条件の株への乗り換え
資産形成が上手くいったのも、たまたま運が良かっただけとも言えるため、今後も同様な資産運用を継続するかどうか、日々悩んでいます。
相場はどう動くか専門家でも素人でも正直分からない。
結果がすべて。
専門家が負け、素人が勝つことがある世界。
だから投資は難しいけど面白い。
受け売りとなりますが、素人にも可能な安定した資産運用には、リスク分散として「時間」と「投資先の幅」を大きく持つことが有効であると歴史が証明しているとのことです。
分散投資の有効性は認識しているものの、その気になれず、これまでそういった選択をあまり取ってきませんでした。
FIRE後の生活では、何よりも安定した運用を優先すべきであると分かっていますが、中々染みついたものを変えることは難しい。
特に、筆者のポートフォリオは国内個別株への偏りが激しいため、安定感を増すためにも、少し修正していこうかと考えています。
該当するのはオルカン等の積み立てとなりますが、流行りに乗っかるのがあまり気が進まず、ほとんどしてきませんでした。
ですが、今後積立額を増やし、個別株からシフトしていこうかなとぼんやりと思っています。
果たして本当に時間・投資先の分散が上手くいくのか。
下落局面で安く買い続けることができればメリットを享受できそう。
ただし、年金支給の20年後くらいまでに値を戻さないと意味ありませんが・・・
いやいや、ずっと右肩上がりでもいいかな。
うまくいくといいな。
幸運・ランキング上昇 ありがとうございます

ご覧いただきありがとうございました。