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株主総会に参加してきました 5334 日本特殊陶業

04 投資関連
ご覧いただきありがとうございます。

株主総会への参加のため。早起きして少し眠い筆者です。

タイトルのとおり 5334 日本特殊陶業 午前10時からの開催。

思い入れのある企業なため、昨年に続き今年も遠路参加してきました。


昨年は到着が遅れたため、総会会場外でのモニター越しの参加でしたが、今年は会場に入ることができました。

中長期計画については、トランプ関税や地政学リスク等の影響により不確定要素が多く難しいということで、発表はなし。

業績については、円安や、補修部品の需要増により、過去最高となった同社ですが、私が特に気になっていた項目が、デンソーからのスパークプラグ事業譲渡に関しての進捗状況。

説明の中では、本件について触れることはありませんでしたが、参加者からの質問への回答で社長が協議を続けているが、インサイダー情報に該当するため、まだ情報を出すことはできないと話されていました。

また、尾堂会長が、デンソーとの協議開始のアナウンスから2年程度経過することとなるため、そろそろ何かしらの情報が出る時期かもしれない的なことを補足。

会長の様子からすると、そろそろ譲渡の話がまとまり、具体的な計画が表に出てくるのでしょうかね、ひょっとして。

内燃機関からEVへの転換までにはまだまだ時間が掛かる見込みであり、転換が進んでいったとしても一定の内燃機関は残る可能性が高く、スパークプラグの需要は今後も継続的に大きな同社の業績を支える柱となるように思われます。

そのため、デンソーからのスパークプラグ事業の譲渡が完了した暁には、もうひと段階、日本特殊陶業の業績を押し上げる一因となる可能性は高いのかなと皆さんも考えられるのかなと思います。

その際の株価はどこまで上昇するか、気になります。

私は、大半の同社株を既に利確済みであるため、状況によっては再度購入しようかなと考えています。絶妙な買い戻しの良いタイミングが訪れるとありがたいのですが、判断が難しいですね。

配当も3~4%程度と悪くなく、DOE採用銘柄であるため、猶のことそう考える次第です。

また、東芝マテリアルを1500億円で買収した件への質問も出ていました。

「東芝マテリアルの収益から考えると今回の買収は割高ではなかったのか?」と。

これに対して、

正直高い買い物ではあるが、セラミック分野において、日本特殊陶業と東芝マテリアル各々が持つ技術は異なるため、値段以上のシナジー効果を見込んでいる。

また、同時に、将来的にEVへの転換が進んだ際の、スパークプラグ事業の収益低下を補うEV分野での収益増に寄与する計画であり、現在主力であるスパークプラグ事業とEV等新事業の両輪が企業価値の向上をもたらすような経営判断をしている。

といった感じの回答をされていました。

現在のところ、同社の収益のメインはスパークプラグであり、あまりうまく新事業における収益化が進んでいない同社ですが、引き続き動向を見ていきたいと考えている次第です。

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