筆者は、自由を求めて40代前半でFIREを達成しました。
FIRE後の生活は1年程度ですが、概ね満足しているところです。
さて、タイトルのとおりFIRE計画段階から現在まで有効なことが、今回の投稿内容となります。
それは 家計簿 です。
当たり前な話ではありますが、FIREを実現するためには、収支の管理と支出の最適化が不可欠です。
私も、家計簿をつけることで年間の収支概要を把握し、必要な資産運用のリターン等を良く試算したものです。
そんな家計簿ですが、以下のような効果が期待できるため有効です。
1 支出の見える化
家計簿をつけることで、自分の支出パターンを詳細に把握できます。
無駄な支出や必要ない出費を見つけ、削減することができ、FIREを目指す人にとって、支出の最適化は非常に重要です。
2 貯蓄目標の設定
家計簿を使って月ごとの収支を管理することで、どれだけ投資(貯金)に回せるかを明確にできます。
FIREを目指す場合、生活費をどれだけ削減して、余剰資金を投資に回すかが重要になるため、家計簿をつけることで、その目標に向かって着実に進むことができます。
3 投資の資金管理
FIREのためには、投資や資産運用が重要となり、投資による利益や損失も記録しておくと、資産形成の進捗をチェックすることができます。
4 節約意識の向上
家計簿をつけることで、節約意識が自然と高まります。例えば、外食や娯楽にお金を使いすぎていることに気づくかもしれません。
これにより、無駄な支出を減らし、FIREに向けてより効率的に貯蓄を増やすことができます。
5 モチベーションの維持
家計簿をつけることで、FIREの目標に向かってどれだけ進んでいるかを可視化できます。
数字として進捗を確認できるので、達成感を得やすく、モチベーションの維持につながります。
6 長期的なプランニング
家計簿は単月単位での管理だけでなく、長期的な視点でも使えます。
例えば、FIRE達成までにどれだけ貯金や投資をしていくべきかを、シミュレーションすることができます。
極めて当たり前なことですが、家計簿をつけることは、一家全体の収支の概要を把握するツールであり、FIREを計画するための一つのステップとなります。
詳細な記録(例えば、いつ何をいくつ購入しただとか)までは必要ないかと思いますが、まずは、一月の食費、光熱費、交際費等々の大まかな記録を残すことで年間収支の概要を掴むことが重要だと考えます。
そのうえで、将来想定される必要経費を計算に入れて、FIRE後の生活を試算することで、自分が現在どの段階にいるのかを数値として掴むことができるため、より具体的な方針と対策を立てることが加納となります。
私も、FIRE後の生活において、FIRE前と変わらず家計簿(概算:月単位)を継続してつけており、支出の概要を把握することで、資産運用でのリターンをどれくらい想定しようだとか、そのための投資先をどこにしようかといった検討材料の一つとすることができています。
単純ですが 家計簿 重要です。
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