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FIRE後に住宅ローンを繰上げ返済した理由|金利0.7%でも安心を優先

01 FIRE関連

FIRE後に住宅ローンを繰上げ返済しました

私はすでにFIRE(Financial Independence, Retire Early)を達成しています。
FIRE後の住宅ローンについては、
  • 低金利なら繰上げ返済しない方がよい
  • 投資を続けた方が資産形成に有利
  • 手元資金を厚く持つべき
という考え方をよく見かけます。

実際、私の住宅ローンも金利約0.7%(団体信用生命保険込み)という非常に有利な条件でした。

そのため、資産効率だけを考えれば繰上げ返済をせず、その資金を投資に回した方が合理的だったかもしれません。

それでも私は住宅ローンの繰上げ返済を実施しました。

しかも全額返済ではなく、「現在の月々の返済額を変えずに、10年固定金利の残り期間内で完済できるローン残高」まで返済しました。

この記事では、その判断に至った理由と、実際に感じたメリット・デメリットについてお伝えします。






私の住宅ローンの状況

今回の前提条件は以下の通りです。
  • FIRE達成済み
  • 住宅ローン金利:約0.7%(団信込み)
  • 10年固定金利
  • 固定期間10年のうち3年経過
  • 残り固定期間は約7年
  • 月々の返済額は変更しない
  • 残り固定期間内に完済できる水準まで繰上げ返済
一般的な投資家の視点では、「0.7%なら繰上げ返済するより投資を続けた方がよい」と考える人も多いでしょう。

私自身もその考え方には納得しています。

しかし今回は資産効率ではなく、安心感を優先することにしました。




繰上げ返済を決断した最大の理由は安心感

FIRE後は会社員時代と違い、毎月の給与収入がありません。

生活費は資産の取り崩しや配当収入などから賄うことになります。

そのため、FIRE生活では「固定費を減らすこと」が精神的な安定につながります。

住宅ローンが残っていると、
  • 株価暴落が長期間続いたらどうなるか
  • 固定期間終了後に金利が上昇したらどうなるか
  • 老後までローン返済が続くのは避けたい
といった不安が完全には消えません。

もちろん数字だけを見れば過度な心配かもしれません。

しかしFIRE生活では、資産額の最大化だけでなく、安心して暮らせることも重要な価値だと考えています。

今回の繰上げ返済によって、

「このまま毎月返済を続ければ固定期間内に完済できる」

という状態になり、大きな安心感を得ることができました。





FIRE後に住宅ローンを繰上げ返済するメリット

1. 将来の返済負担を大幅に減らせる

住宅ローン残高が減ることで、将来支払う利息も減少します。

また、完済時期が明確になることで家計管理がしやすくなります。

FIRE生活では支出管理が重要なため、このメリットは想像以上に大きいと感じています。

2. 金利上昇リスクを抑えられる

現在は固定金利期間中ですが、その後の金利は誰にも予測できません。

今後、
  • インフレの進行
  • 金融政策の変更
  • 長期金利の上昇
などが起きた場合でも、ローン残高が小さければ影響は限定的です。

将来の不確実性を減らせる点は大きなメリットだと思います。

3. FIRE生活の精神的安定につながる

私が最も大きいと感じたメリットです。

住宅ローン残高が大きい状態では、どうしても資産運用の成績が気になります。

一方で、ローン残高が大幅に減ると、

「最悪の場合でも住む場所は確保できる」

という安心感が得られます。

これは数字では表せない価値でした。

4. 相場下落時に焦りにくくなる

株式市場が大きく下落すると、多くの投資家は不安になります。

しかし住宅ローン残高が小さければ、生活費や返済のために資産を売却する必要性が低くなります。

結果として長期投資を継続しやすくなる可能性があります。





FIRE後に住宅ローンを繰上げ返済するデメリット

1. 投資機会を失う

最大のデメリットです。

住宅ローン金利が約0.7%(団信込み)であることを考えると、長期的には株式投資の期待リターンの方が高い可能性があります。

理論上は繰上げ返済せず投資を続けた方が資産を増やせるかもしれません。

その意味では、今回の判断は資産最大化を目指したものではありません。

2. 手元資金が減る

繰上げ返済に使ったお金は簡単には戻せません。

投資資産であれば売却できますが、住宅に投入した資金は流動性が低くなります。

そのため、生活防衛資金や余裕資金を十分確保したうえで実施することが重要です。

3. インフレの恩恵を受けにくくなる

インフレが進むと借金の実質価値は低下します。

低金利の住宅ローンは、インフレ局面では有利になる場合があります。

繰上げ返済をすると、その恩恵を受ける機会は小さくなります。




今回の判断は資産最大化ではなく人生の最適化

投資効率だけを考えれば、今回の繰上げ返済は最適解ではないかもしれません。

しかしFIRE後の人生は資産額の競争ではありません。

私にとって重要だったのは、
  • 資産運用の効率
  • 金利負担
  • 将来の不確実性
  • 精神的な安心感
これらを総合的に考えたときのバランスです。

今回の繰上げ返済によって、資産効率は多少下がったかもしれません。

それでも、安心して暮らせる環境を手に入れられたことには大きな価値があると感じています。




まとめ|FIRE後の住宅ローン繰上げ返済 安心感というリターンあり

私はFIRE後に、金利約0.7%(団信込み)の住宅ローンを繰上げ返済しました。

投資理論だけで考えれば、繰上げ返済をしない方が有利だった可能性もあります。

しかし、
  • 固定費の削減
  • 金利上昇リスクの低減
  • 将来不安の軽減
  • 精神的な安心感
というメリットを考えると、私にとっては納得感の高い選択でした。

FIRE後の住宅ローンとの向き合い方に正解はありません。

資産効率を重視する人もいれば、安心感を重視する人もいます。

今回の経験が、FIRE後の住宅ローン返済について考えている方の参考になれば幸いです。

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